野球選手(やきゅうせんしゅ) 、どんな「おしごと」かな?
野球選手(やきゅうせんしゅ)とは、野球をプレーする人のこと。
日本(にほん)にはセントラルリーグ、パシフィックリーグ、独立(どくりつ)リーグというプロの野球チームがあり、
そのチームに入って試合(しあい)にでることで、プロの野球選手とよばれるようになります。
さいきんでは、外国(がいこく)でかつやく(*1)する人も多(おお)いですね。
これもおなじく、外国のプロの野球チームにはいってかつやくすることで
お金(かね)をもらえるようになるのです。
では、野球選手のお仕事、どんなことをするのでしょう?
まずは、試合にでて、たくさんかつやくすること。
そのために、試合のない日でも、選手の人たちはいっしょうけんめい練習(れんしゅう)しています。
そのほか、テレビにでたり、野球がもっとうまくなりた子供(こども)たちに、
野球を教(おし)えてあげたりする選手もいます。
これまで、プロの野球選手になれるのは男の子(おとこのこ)だけでした。
なぜなら、女の子(おんなのこ)の選手がかつやくするためのチームがなかったから。
しかし、女の子がプロの野球選手としてかつやくできるチャンスが日本にもできました。
これからは、日本にも女の子のプロ野球選手がふえていくことでしょう。
プロ野球選手になるには?
日本のプロ野球選手になるには、「ドラフト会議(かいぎ)」で指名(しめい)されると、なれます。
じゃあ、どうしたらドラフト会議で指名してもらえるんでしょうか?
まずは、今(いま)いる野球のチームで、かつやくすること。
すると、「あの選手は、うちの野球チームに来てほしい!」とスカウト(*2)の人が考(かんが)え、
ドラフト会議で指名してくれるようになります。
高校生(こうこうせい)になって甲子園(こうしえん)に出ると、テレビで全国の人が試合をみてくれます。
そんなときにかつやくすると、スカウトの人も見つけやすいですね。
だから、甲子園でかつやくした選手が、ドラフト会議で指名されることも多いのです。
ドラフト会議に指名される人は、中学生か高校生より上の年(とし)の人で、ほとんどが高校生以上(いじょう)の人です。
ドラフトやスカウト以外(いがい)でも、それぞれの球団(きゅうだん)がやっている入団(にゅうだん)テストに合格(ごうかく)するとプロ野球選手として契約(けいやく)してくれるようになります。
外国で活躍するプロの野球選手を、メジャーリーガーといいます。
メジャーリーガーになるのも、おなじ、スカウト。
外国からスカウトの人がやってきて指名してくれるよう、たくさん試合に出て、かつやくしましょう!
■ことばのいみは?■
(*1)かつやく・・・「活躍」とかきます。
めざましく活動(かつどう)すること。ここでは、試合などでよいプレーをする、といういみでつかっています。
(*2)スカウト・・・うまい選手をみつけてくる人、仕事。