エステティシャン、どんな「おしごと」かな?
エステ、エステティシャンということばをきいたことがありますか?
外国(がいこく)のことばで、さいきん日本(にほん)でもつかわれるようになったことばなので、しらないひともいるかもしれません。
エステとは、顔(かお)や体(からだ)をきれいにしてもらうこと。ただしくは、「エステティック」。そして、エステティックをおこなうところは、「エステティックサロン」とよばれ、エステティックを専門(せんもん)にお仕事(しごと)にしているひとのことを、「エステティシャン」、とよびます。
今、日本でいわれているエステティック、これは「全身美容(ぜんしんびよう)」と訳(やく)づけられています。ですので、エステティック(=エステ)とは、「体ぜんぶのおていれ」という意味(いみ)になります。顔の肌(はだ)はもちろん、おなか、せなか、おしり、足(あし)、手(て)や爪(つめ)・・・さいきんでは、頭(あたま)やかみのけだって、エステでお手入れしてもらえるのです。
では、エステティシャンとは、具体的(ぐたいてき)にどんなことをするお仕事なのでしょうか?
さいしょにかいたように、エステとは、全身の美容、つまり体をきれいにするということ。エステティシャンは、お客(きゃく)さんのからだを、キレイにしてあげるのがお仕事です。
エステでいちばんよくおこなわれるのは、フェイシャルエステ、つまり、顔のエステです。
顔にオイルをぬってマッサージしたり、きになるぶぶんのよごれをていねいにとりのぞいたり、パックをして肌をイキイキとさせたりします。
それから、ボディケア、つまり体のマッサージです。まいにちお風呂(ふろ)にはいっていても、
お風呂だけではおとしきれないよごれをきれいにしたり、全身(ぜんしん)をマッサージしてお肌の調子(ちょうし)をととのえたりします。そのほか、爪をきれいにみがいてくれたりするエステティシャンもいるんですよ!
お客さんをキレイにすることはもちろんですが、きもちよくしてあげることも、エステティシャンのお仕事。
顔や体をやさしくマッサージすることで、お客さんをリラックスしたきもちにしてあげるようにがんばっています。
エステティシャンになるには?
日本にエステがやってきて、まだあまり時間(じかん)がたっていませんが、 それでも、エステをしてほしい!とおもうお客さんは、たくさんふえました。 そのためエステサロンもふえていて、エステティシャンをめざす人も、いまたくさんいます。
エステティシャンになるために、ぜったいに必要(ひつよう)な資格(しかく)や、
うけなければいけない試験(しけん)はありません。今日からでも、「わたしはエステティシャンです」となのることができます。
ですが、エステティシャンは人のからだをマッサージしたり、キレイにしたりするのがお仕事。
人間(にんげん)のからだについての勉強(べんきょう)や、お客さんのきもちについての
勉強をしてからでないと、なかなかよいエステティシャンにはなれません。
今、エステティシャンをめざすおおくの人は、エステティシャンになるために必要(ひつよう)な勉強を専門的(せんもんてき)にしてくれる学校(がっこう)へいって、勉強したり、生徒さんどうしで、
じっさいにエステをしてみて、どうやったらお客さんを気持ちよく、キレイにしてあげるか?の腕(うで)をみがいたりしています。