研究者(けんきゅうしゃ) 、どんな「おしごと」かな?
研究者(けんきゅうしゃ)とは、まだよくわかっていないこと・ものについてしらべていくお仕事。だれもしらないこと・ものをしらべたり、かんがえたりします。
日本(にほん)では、研究者のおおくが大学(だいがく)ではたいらいていたり、会社(かいしゃ)にやとわれて、研究をしたりしています。ただ、「研究者」という資格(しかく)や、試験(しけん)に合格(ごうかく)しなければいけないわけではないので、かってに「ぼく・わたしは○○の研究者です」となのることはできます。
ただし、じぶんの研究によってお金(かね)をもらう・・・つまり、仕事(しごと)にするためには、どこかでやとわれて研究することが必要(ひつよう)。研究者としてはたらけるばしょがいろいろあるから、もっとくわしくみてみましょう。
研究者になるには?
さっきも言いましたように、研究者は資格や試験に合格する必要のないお仕事です。
でも、お給料(きゅうりょう)をもらおうとおもうと、どこかの会社などにやとってもらわなければなりませんね。研究者をやとってくれるところは、いくつかあります。
■博物館(はくぶつかん)・資料館(しりょうかん)■:ふるい地形(ちけい)やむかしの動物(どうぶつ)・まだしられていない植物(しょくぶつ)などにきょうみのある人は、博物館や資料館ではたらくとよいかもしれません。
■大学(だいがく)■:大学の先生(せんせい)のおおくは、せんもんの勉強(べんきょう)をつづけて、あたらしいもの・こと・意味(いみ)をしらべている研究者です。
■研究所(けんきゅうしょ)■:いろんなことを、せんもんで研究しているところが、日本にもいつくかあります。国立(こくりつ)研究所、民間企業(みんかんきぎょう)研究所などなど。
■病院(びょういん)■:病院はいつも、あたらしい病気(びょうき)やあたらしいお薬(くすり)のための研究をつづけています。
研究者としてこういったところにやとってもらうためには、やっぱりたくさん勉強(べんきょう)することが必要(ひつよう)です。 おおくの研究者さんは、大学へいって4ねんかん勉強したあと、さらに大学にのこって自分たちでべんきょうをつづけ、そのあと研究者として研究所ではたらくことがおおいようです。本(ほん)をよんだり、勉強がすきなひとにむいているお仕事みたいですが、自分のすきな1つのものごとについて、いろいろとかんがえられる人なら、だれでも研究者になれる素質(そしつ:もってうまれているかのうせい)がありますよ!