社長(しゃちょう)、どんな「おしごと」かな?

どんな「お仕事(しごと)」なのかな?

社長(しゃちょう) さん、という言葉(ことば) は、きいたことがありますか?
いつもいばってて、えへん、おほん、とちょっとおじいさんみたいにひげをはやした人(ひと) を思(おも) いうかべる人も多(おおい) いでしょう。 だって、社長さんは、会社で一番えらい人。ちょっとくらいいばってても、仕方(しかた) ないのです。
社長さんとは、漢字(かんじ)でかいてあるとおり、会社の長(おさ)、いちばんえらい人です。でも、ほんとは社長さんという名前(なまえ)は「あだな」のようなもので、正(ただ)しくは「代表取締役(だいひょうとりしまりやく)」といいます。社長さんは、1つの会社に一人(ひとり)だけが、なれます。


では、社長さんのお仕事、どんなことをするのでしょう?
会社で一番えらい人の社長さんは、会社でおこるあらゆること、問題(もんだい)ごとをどうするか、きめるのがお仕事。会社が良い時には一番ほめられますが、困ったことがおこった時に責任(せきにん)をとるのも、社長さんのお仕事。日本の国(くに)に例えると、「総理大臣(そうりだいじん)」みたいな役目(やくめ)ですね。


これまで、日本の社長さんのほとんどは男(おとこ)の人でした。でも、もちろん女(おんな)の子だって、社長さんになれます。
今、日本にはたくさんの女の社長さんもいて、会社をささえています。

社長さんになりたい!!


社長になるには?

どんな「お仕事(しごと)」なのかな?

社長さんになるには、大きくわけて2つ、道(みち)があります。
1つは、会社にはいって活躍(かつやく*1)することで、役職(やくしょく)をもらい、社長にたとりつく道。
役職とは、会社の中でつかわれている地位(ちい)のことで、課長、部長などがあります。役職は、会社でたくさん仕事をした人や、とっても会社のために活躍していくと、順番にあがっていきます。最後に、社長さんになれるのです。

もう1つは、自分で会社をつくること。
そうすれば、すぐにでも社長さんになれます。
社長さんになるのは簡単(かんたん)そうですが、会社をつくること、会社を動かして、利益(りえき*2)をだすことは、なかなか簡単なことではありません。

日本には、このように「自分で会社をつくって社長さんになろう!」という人をおうえんしてくれる制度(せいど)もあります


■ことばのいみは?■
(*1)かつやく・・・「活躍」とかきます。
          めざましく活動(かつどう)すること。ここでは、会社などでいい仕事をする、といういみでつかっています。
(*2)りえき・・・「もうけ」。しいれ、かかった手間(てま)などをさしひいででた、プラスのお金。

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