水族館(すいぞくかん)ではたらきたい!

どんな「お仕事(しごと)」なのかな?

水族館(すいぞくかん)とは、海や川など、水でくらすいきものをあつめて展示(てんじ)する施設(しせつ)。水族館であつめられているいきものたちを「水生生物(すいせいせいぶつ)」といい、水族館のことは英語(えいご)で「アクアリウム」といいます。せかいじゅうに水族館はたくさんありますが、日本(にほん)はそのなかでも、とっても水族館のおおい国(くに)だといわれています。また、水族館へいくと、水のなかのいきものが、ガラスのむこうにみえますね。
水族館でつかわれているガラスは、とってもぶあつくて、じょうぶでないといけません。 これまで、とってもぶあつくてじょうぶなガラスは、ガラスのむこうがわがあまりきれいにみえませんでした。 それに、おおきな水槽(すいそう)になると、とちゅうに「つぎめ」がはいってしまって 水槽をみる人にとっては、みえにくいものもおおくありました。そんな水族館のガラスを、よくみえるように、 じょうぶできれいなものを研究(けんきゅう)して開発(かいはつ)しているのも、なんと日本の会社(かいしゃ)。水族館をかげでささえています。

水族館ではたらきたい!!


水族館ではたらくには?

どんな「お仕事(しごと)」なのかな?

水族館ではたらくために、必要(ひつよう)な資格(しかく)や試験(しけん) はありません。おおくの水族館スタッフさんは、まず水族館にやとってもらって、魚のえさや水槽(すいそう)のそうじ、 えさの管理(かんり)など、先輩(せんぱい)スタッフについて勉強します。 魚はにんげんのことばがわかりませんし、ぐあいがわるくなってもつたえられません。ですから、 水族館ではたらく人のほとんどは、大学(だいがく)などで海のいきものについて勉強してきた人がほとんどです。

水族館でのお仕事(しごと)は、魚をそだてることだけではありません。 魚やイルカなどのほにゅうるいがあかちゃんをうむときには、ずっとつきっきりでたすけてあげたり、 水族館にやってくるお客(きゃく)さんに、切符(きっぷ)をはんばいしたり、 水族館のなかを案内(あんない)するお仕事もあります。 水族館では、イルカ・アザラシなどのショーをするところもおおく、お客さんのまえでショーをしたり、 ショーのために、いきものに芸(げい)をおしえるお仕事(しごと)もあります。 それから、あたらしいお魚やめずらしい魚、きずついた魚をみつけた人が、水族館にれんらくしてくることもあります。 そんないきものを保護(ほご)したり、つかまえたりするのも水族館のお仕事です。

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