プロサーファー、どんな「おしごと」かな?
サーファーとは、サーフィンをする人のこと。 サーフィンとは、サーフボードとよばれる板(いた)の上(うえ)にのり、自然(しぜん)にできる海(うみ)の波(なみ)をすべったり、ターンしたりするスポーツです。日本語(にほんご)では「波乗り(なみのり)」ともよばれています。
日本では、つい最近(さいきん)から有名(ゆうめい)になったスポーツですが、歴史(れきし)はとっても古(ふる)くて、「みんなのうた」などでも有名な「かめはめは大王(だいおう)」も、サーフィンをたのしんでいた、といわれているそうです。
では、プロサーファーのお仕事、どんなことをするのでしょう?
もちろん、サーフィンをするのがお仕事。試合にでて、たくさんかつやくして、賞金(しょうきん)をもらって生活(せいかつ)しています。
日本には四季(しき)があって、
海に入(はい)れるのは夏(なつ)だけかな?と思(おも)われがちですが・・・
サーフィンをする人は、冬(ふゆ)の冷(つめ)たい海にもサーフィンにでかけます。そのほか、日本が冬の間(あいだ)、あたたかい外国(がいこく)へいって、大会(たいかい)にでたりしています。
プロサーファーとよばれる人は、賞金いがいにも、スポンサーからお給料(きゅうりょう)をもらう人が多(おお)くいます。スポンサーというのは、商品(しょうひん)のCMのためにお金をだす会社(かいしゃ)のこと。 たとえば、サーフボードを作っている会社の人が、プロサーファーにお給料を払(はら)ってくれるのです。かわりにプロサーファーは、その会社のサーフボードを使って大会に出て活躍(かつやく)することで、商品の宣伝(せんでん)・CMをします。サーフボードのほかにも、洋服(ようふく)や時計(とけい)などをつくっている会社も、スポンサーになってくれることがあります。
プロサーファーになるには?
日本のプロサーファーになるには、日本プロサーフィン連盟(連盟)(JPSA)
に認定(にんてい)されなければいけません。
まずはJPSAに登録(とうろく)します。
そして、JPSAの大会に出て、よい順位(じゅんい)をとります。
プロ認定をもらえば、プロサーファーになれるのですが、プロサーファーになったからといって、すぐにお金がもらえるわけではありません。
プロになっても、やっぱり大会にたくさん出て、賞金をもらわなければなりません。
ぎゃくに、プロ認定がなくても、大会にでて賞金をもらって活躍する「プロ活動」を行(おこな)うことはできます。
ただし、プロでないと参加できない大会もあったりします。