動物園(どうぶつえん)ではたらきたい!
動物園(どうぶつえん)とは、動物をそだてたり、こどもをうませてそだてたりしながら動物をあつめて展示(てんじ)する施設(しせつ)。動物園のことは英語(えいご)で「ズー」といいます。きりんやぞうなど、日本(にほん)にはもともとすんでいないような動物も、その動物がすんでいた環境(かんきょう)になるべくちかいじょうたいで飼育(しいく)することで、 日本にすんでいながら、ほんものの動物をみることができます。
動物園でのお仕事(しごと)は、おおきくわけて、2つ。 おもに動物たちのおせわをするお仕事と、病気(びょうき)やけがをした動物を治療(ちりょう) したり、病気になるのをふせいだりする専門(せんもん)のお仕事。 どちらも、動物は人間(にんげん)のことばがわかりませんし、人間も、動物のはなすことばがわかりません。 だから、病気やけがをことばいがいのコミュニケーションでみつけることがたいせつ。そのため、動物園ではたらく人のおおくは、 動物の専門的(せんもんてき)な勉強をしてきた人たちです。
動物園ではたらくには?
動物園ではたらくために、必要(ひつよう)な資格(しかく)
はありません。おおくの動物園では、試験(しけん)をしていて、
その試験に合格(ごうかく)すれば、動物園のスタッフとしてはたらくことができます。
動物園のスタッフになるための試験のおおくは、
・高校(こうこう)を卒業(そつぎょう)しているひとが対象(たいしょう)。飼育専門(しいくせんもん)のスタッフとしてはたらきます。
・大学(だいがく)を卒業(そつぎょう)しているひとが対象(たいしょう)。動物のお医者(いしゃ)さんとしてなど、専門的なお仕事をします。
の2つにわかれています。
どちらも動物についての専門的な知識(ちしき)が必要ですので、
おおくのひとは、大学などでも、動物の勉強をしています。
たとえば、
・獣医学(じゅういがく):動物の病気やけがについての勉強をします。
・畜産学(ちくさんがく):動物のかい、そだてることについての勉強。
・動物生態学(どうぶつせいたいがく):動物や野生(やせい)でくらしているときのくらしや、
動物と自然(しぜん)とのくらしのありかたなどを勉強します。
などなど。動物園ではたらくことをめざす人のおおくが、これらどれかにしぼって勉強しています。
まさに動物の専門家(せんもんか)なのですね!